曹洞宗の仏壇の飾り方
曹洞宗のお仏壇
曹洞宗について
曹洞宗は、鎌倉時代に道元禅師が中国の宋から日本に伝えた禅宗の一つです。曹洞宗は、釈迦如来から受け継がれた「正伝の仏法」を大切にし、座禅を中心に修行を行います。座禅を通じて「即心是仏(そくしんぜぶつ)」を会得することで、悟りを得るとされています。また、食事や掃除などの日常生活にも修行の価値を見出し、これを「作務」として重んじています。
曹洞宗の宗派
曹洞宗には分派がなく、統一された教えが継承されています。その中心となるのが、大本山永平寺(福井)と總持寺(神奈川)です。永平寺は道元禅師によって建立され、總持寺は瑩山禅師によって広められました。特に總持寺は火災後に現在の場所に移転し、新たな歴史を刻んでいます。
- 大本山 永平寺(福井)
- 大本山 總持寺(神奈川)
曹洞宗の仏壇の飾り方
曹洞宗の仏壇には、釈迦如来を中心に祀ります。向かって右側には曹洞宗の高祖である承陽大師(道元禅師)、左側には太祖である常済大師(瑩山禅師)を配置します。この配置により、曹洞宗の基本的な教えと歴史を仏壇を通して感じることができます。
仏壇の飾り方については、お寺や地域の慣習による違いもありますので、詳しくはお寺の住職に確認されることをお勧めします。ギャラリーメモリア東京日本橋では、曹洞宗の仏壇の飾り方についてのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。